みなさん、こんにちは。
個人投資家Kです。
資産運用に興味がある、あるいは資産運用はやって見たいけれども、「資産運用は怖い」「せっかく貯めたお金が減ってしまうのではないか」と疑問をお持ちの方は多いのではないでしょうか。
本日は、そのような疑問をお持ちの方に、リスクをなるべく低減できる方法として「長期運用」について、また長期運用によって得られる「複利効果」について書きたいと思います。
価格が変動する商品(例えば株、投資信託など)は、短期間で見た場合、その年その年の特性を受けて(例えば、今年や昨年の新型コロナウィルスや2008年のリーマンショックなど)、その年あるいは複数年にわたり価格が減少することがあります。短期売買をする方にとっては、悪夢と思える状況だと思います。
しかしながら、10年、20年、30年の長期運用をする立場からすると、世界経済は幾多のショックを経ながらも成長し続けています。また、一時的に価格が下がることは、長期運用者からすると、「絶好の買い時」ともいうべきチャンスだと捉えます。
少し視点を変えて、例えば投資信託を例にして説明します。
投資信託は、「投資家から集めたお金をひとつの大きなお金としてまとめ、運用の専門家が株式や債券などに投資・運用する商品」です。(簡単に言うと、投資のプロにお金を預けて運用してもらっているものです。)
投資信託の評価額は、
評価額=基準価額✖️保有口数
で表されます。
そして利益は
利益=(基準価額ー取得単価)✖️保有口数
で表されます。
つまり利益を最大化するためには、「取得単価を下げる」か「保有口数を増やす」ことが必要です。
長期運用者にとって、価格が下がることは「取得単価を下げる」絶好の機会なのです。(短期運用者にとっては悪夢でしょうけど)
「複利効果」とは、運用で得た収益を元本にプラスして再び投資することです。
複利効果は1年では発揮せず、2年目以降徐々に効果を発揮します。そして、10年、20年後には大きな違いとなって効果が現れてきます。
実は私自身も、最近になって効果を実感した一人です。運用歴3年半ですが、2年目終了までは収益がマイナスであったため効果がわかりませんでしたが、3年目に入ってすぐから収益がプラスになり、現在ではプラス48%の収益となっています。
この理由の一つが価格が下がっても買い続けることで取得単価を下げることができたこと、もう一つが複利効果のおかげだと思います。(流石に単利だとプラス48%にはなっていないと思います。また、5年で達成する予定であった目標(1000万円)を3年半で達成できたのも、このおかげだと思います。)
長期運用に関して、1冊の本をおすすめしたいと思います。自分自身、不安で資産運用を始めるかどうか迷っていた時に、背中を押してもらった本です。
「終わりで大きく儲かる「つみたて投資」」星野泰平著
まとめ
長期運用には、リスクを低減する方法としての面と複利効果により収益を増大する面があることをご理解いただけたでしょうか。
とはいえ、「実際始めるとした場合、何をすればいいのかわからない」と疑問をお持ちなのではないでしょうか。
次回は、「資産運用の始め方」について書きたいと思います。
本日もご覧いただきありがとうございました。
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